サボタージュ (学園Ver.グレレス)
まったく何処行ったんだアイツは。
ぶつぶつ文句を言いながら、レストレイドは校舎の裏庭を見回した。
いまレストレイドが捜しているのは成績優秀な問題児、グレグズンだ。
成績は学年でズバ抜けて良いのに、如何せん授業態度がよろしくない。
現に今も出るべき授業に出ないで何処かに行ってしまっているのを担任であるレストレイドが捜しに来ているのだ。
「本当にもう・・・一度きちんと言ってやらないと・・・・」
・・・・・・。
いや、いつもきちんと言ってやろうと思うのだが。
如何せん飄々とした態度のせいかいつもひらりとかわされ濁されてしまうのだ。
この間なんか・・・
そこまで考えたところで何を思い出したのかレストレイドの顔が一気に朱に染まる。
振り払うようにブンブンッと大きく頭を振った。
「あーっもうっっ///グレグズン!!どこだ!!」
まだ顔を赤くしたままのレストレイドはそう叫んで視線を巡らしたとき
見覚えのある金髪が茂みの影で揺れていた。
「・・・?」
そっと近づいて覗き込むと、そこには日向の陽気に誘われて舟を漕いでいるグレグズンが居た。
「こんなところに・・・おい、グレグズン」
やれやれと呆れながら起こしてやろうと膝をついてグレグズンの肩に手を置いた。
その瞬間、ぐらりとグレグズンの体が傾いて、レストレイドの方へと圧し掛かってきた。
「わわわっ・・・ちょ、グレグズンッ」
避けるわけにもいかずそのまま受け止めたレストレイドだったが、如何せん意識の無い体は重い。
グレグズンの方がレストレイドよりもガタイがいいのだから尚更だ。
「ぐっ・・・グレグズンッ重いっ・・・・」
うーんうーんと苦しそうな声を上げて何とかグレグズンの体を押し退けようとするが無理だった。
そのままぺしゃっとグレグズンの下敷きになる。
グレグズンの寝息が、耳にかかる。
「ッ・・・」
規則的に耳を掠めていくその感覚に、レストレイドはくすぐったさを憶えて息を詰めた。
サワサワと音を立てて風が木の葉を揺らす。
午後の校舎裏はうららかな気配で包まれ、時間がゆっくり通り過ぎてゆく。
「あー・・・午後の数学の授業どうしよ・・・・」
まったりとした空間に自分も眠ってしまいそうになるのを必死に耐えながら、
「グレグズン、早く起きてくれ」と思わずにはいられないレストレイドだった。
溜息をつくレストレイドの影でグレグズンの顔に笑みが浮かんでいたのはまた別の話。
END
ドリバジの『時々、僕は彼のことを〜』の流れから学園Ver.グレレス。
この間はいったいグレさんに何されたんでしょうかねレスさん(笑)
いやきっとナニされたんでsh(殴 打)
っつーかグレさんたぬき寝入りですかやっぱ。
ウチのグレレスはグレさんがよく凹むのでたまにはほのぼのしてるのもいいっすね。
ブラウザバックプリーズ!
07.06.12.TOWEL・M