「うぇ、ひっく・・・えぇえぇェん・・・・」
「・・・・・・」
「うううぅう〜〜〜っ・・・・・酷くしたぁ〜〜〜〜・・・・」
激しくしないって言ったのにぃ〜〜〜〜っ。
グズグズと泣くのは髪の長い女ではなく男。
いや、なんか嗜虐心を刺激されて。つい。
反省の色なき弁明(?)をボソッと呟くと。
自分の胸に顔を埋めて泣いている男から、顎への頭突きを喰らった。
『紅と青の戯れ』
「ヤったことはあるけどヤられたことはない。」
「は?マジか?」
まあ、出だしはこんなもんだったはずだ。
フランスから来ていたジルドレと、殺風景な俺の隠れ家のひとつで何をするでもなく。
「ジャックはヤられたコトあるの?」
琥珀のを目をぱちくりとさせ、瞠る。
そりゃあ、いつも娼婦を組み敷いて征服してるイメージしかないから当たり前か。
「ある。俺、ストライクゾーン広いから。」
相手によっちゃあ、攻めにも受けにもなる。
まあ、たいがい攻めだが。
「広いってどれくらい?」
「ん〜〜・・・基本的に気に入ればオッケーなんだがな。10代から50代くらいまでってことにしとくか。」
「��広ッッ。あれ、もしかしてホームズ・・・ハーマンのおじちゃんともシタことある??」
驚き半分興味津々で見上げてくる、幼いというか何か抜けない、顔。
「ああ、あるぜ。」
「マジでッ?!!オレにはしてくんないのにっっ」
「オマエ、普段からゴロゴロ猫みたいにくっついてっからヤリづれぇんじゃねぇの?」
「オレは猫じゃなーい!!」
ぎゃーぎゃーといつものごとく素気ないじゃれ合い。
そこで何かの拍子に俺の手がジルドレの髪に触れた。
途端ジルドレがぶるっと身震いして、俯いた。
「ジルドレ?」
どうした、と声をかけようとして俯いたその顔が仄かに紅潮しているのに気づく。
「・・・ジルドレ。」
「・・・・・」
「オマエ、その反応は処女っぽいぞ。つか少女っぽい?」
べしん。
平手で頭部を叩かれた。
誰が処女だ!!そして少女だ!!
耳がジンジンするくらいの音量が、部屋中に響き渡った。
んじゃ、処女捨ててみる?
ジンジンする耳を押さえながら、これから遊びに行こうかとでも言うように誘ってみた。
一瞬きょとんとしていたが、割とあっさり「うん。」と肯かれた。
なので俺もあっさりとコトに及んだ。
「立ったまんま?」
「そんな激しくヤらねぇって。ほら。」
そんなわけで立ったまんま開始。
いや、その前に。
「ん、」
「・・・・またキスかよ。」
事あるごとにジルドレはこれだ。
触れるだけの、甘いキスを好んでは強請る。
そもそもそういうところが処女臭いというか少女臭いというのを、この男は理解してないんだろう。
はいはい、と呆れながら。
それでもその唇にひとつ、触れるだけのキスを落としてやった。
そして首筋へ。
くすぐるような、辿るようなキスを耳の裏から流れる首筋にかけて施してやればぶるりと身震いして、
まわされた手が軽く痙攣しながら俺のシャツを掴んだ。
「ん・・・んーーーーーーっ///」
くすぐったいのか恥ずかしいのか、俺の胸に顔を埋めたまま、ジルドレは顔を上げない。
ベルトを緩めた隙間から手を侵入させ、太腿をゆるゆると撫でてやるとくぐもった啼き声が上がった。
これはこれでかなり萌えるが、俺としてはやっぱり・・・・
「ジルドレ、あーんしてみ。」
「?」
「いーから、してみって。」
もぞもぞと俺の胸から顔を上げたジルドレがクエスチョンマークを飛ばしながらも、あーんと口を開けた。
その瞬間、指を一本突っ込んで壁を引っかいた。
「ッ?! あ、ぅあア?!!」
引っかかった。作戦性交。いや、成功。
「ず、るいぃぃいイ!!」
跳ね上がった身体は縋るように俺の肩に乗りあがってくる。
爪先立ち/浮いた身体
それが罠だと気づかない。
このとき、俺の嗜虐心に火が点いた。
指の数を増やし、中でバラバラに動かして壁を馴らしてく。
「ンッ!!アああ!!やッ?!!」
突然の強い刺激に、退こうとした体がヒクついて止まる。
このまま身を退いて浮いた体を落とせば、中で蠢く俺の指がより深く突き刺さってしまう。
かと言ってこのまま与えられる刺激に追い上げられて俺の肩に乗りあがればますます強い刺激を与えられる。
「んっ、んっ、ン、や、ぁあ。あっ、ア、」
退くに退けず、けっきょく爪先立ちのまま与えられる刺激に震えている。
だが、罠は落とす為の罠だ。
ランダムに動いていた指を一本にして、刺激を弱める。
わざと感じやすいところを外しながら。
「んあぅう・・・・」
物足りないのか、胸に頭をこすり付けて強請ってくる。
でもそれには応じず、生ぬるい刺激だけを繰り返す。
すると爪先立ちの足がカクカクと震えてきて。
我慢ならなくなったのか、浮いていた体を下ろして一本だけ残っていた指を飲み込もうとする。
その瞬間を逃さない、後にヒタリと控えていた二本の指を。
罠に落ちてきた身体に深く突き刺す。
「ヒィ、あああァあああぁア!!!!!」
そのまま果ててズルズルと崩れ落ちる体を支えてゆっくりと横たえると、べとべとに汚れた衣服を取り払い、
濡れたソコを舐め取って綺麗にしてやった。
舐め取る舌の感覚にも、ヒクリと震えるこの反応。
手馴れた娼婦どもには無い初々しい感覚に、ニヤリと哂った。
「・・・たしか初代は火刑だっけか」
「ぅ、え?ッあぁああああアッ?!!」
膝でグリグリと刺激を与えれば悲鳴を上げて仰け反る。
さらされた首に、しゅるりとほどけたビロードの紅リボンを巻きつける。
「七代目は絞首刑か?」
「あっ、あっ!ひぅ、ひゅう・・・・ッ」
巻いたリボンを交差させてキュッと引いてやる。それと同時に下半身の刺激。
引き攣る呼吸とは裏腹に、身体はずるずると下りてきて俺を強請る。
「あっ、あっ、ア・・・・!ジャ、ック、くるし・・・・」
「どっちが?」
首と下半身、どちらもじわじわと攻め立てて揶揄するような声音で尋ねる。
「は、ふっ・・・オ、レは捕まったりしなっ・・・・・ッ!!」
つまり、こっちなワケね。
するりと手からリボンを滑り落とすと、俺は自分のモノを一気にジルドレの身体に突き刺した。
悲鳴とも愉悦とも取れる啼き声が室内を満たした。
で、現在。
「首ヒリヒリする・・・・」
首まわりを手で覆い、恨めしげな視線で見上げてくるジルドレ。
ヒリヒリすんのは首だけじゃなくシリもだろ。
口にこそしなかったが、それだけヤった自覚はある。
ちなみにさっきまでグズグズ泣いていたので涙目。
あまり効果はよろしくない。(いろんな意味で。)
「あー?どれどれ。」
「わっ」
左腕をジルドレの肩に回して引き寄せ、右手で後頭部を引っ掴んで首を反らせる。
うっすらと赤く、筋のような痕が残っている。
「ちょ、ジャック!首!痛い痛い!!」
ジタバタともがくジルドレを気にもせず、ふむと痕の状態を確認すると、その痕をべろんと舐めた。
「ひゃっ?!!」
ビクン、と体を竦ませて、ジルドレが大人しくなる。
「ちょっと擦れて赤くなってるだけだ。舐めときゃ治るだろ。」
覗き込んだ顔はポカンとしている。
やれやれだ。
「こんぐらいで騒ぐなよ、つか(ピーッ)を絞められなかっただけマシ・・・・」
直後、「下品!///(怒)」と叫ばれて俺の後頭部にヤツの肘が直撃した。
END
* * *
裏初めての小説がリパ汁って・・・・・
しかもなんか・・・・いろいろとヤバ・・・・(それはいつもか)
すいませんすいません・・・!!!!
い、石は投げないで・・・!!石は・・・!!(むしろ医者を☆)