† 偶には会話で †

配布元:小瓶のススメ(閉鎖?)

 

*会話3(BB)*

『寮生と来訪者の会話。』

「・・・・なんで君はぼくのところへテレビを見に来るの・・・・・・」

部活から帰ってきて、誰もいないはずの自分の部屋に明かりがついているの見て湧いた厭な予感。

それは見事に的中して、玄関に入るなり一気に脱力して倒れてしまったほどだ。

「だってガッコウから近いし。」

「自分の家で見ればいいじゃないか・・・」

反論しながら、ようやく起き上がり、どっと疲れの出た体をズルズルと引きずりながら、

ベシューは自分の弱みを握るバーネットの隣に座る。

「だって、テレビ持ってないし。」

意外な気がして驚く。

「へぇ、家にテレビ無いんだ。」

一緒になってブラウン管から映し出される映像を見る。

「そう、暇だからもう腹筋しかすることないんだよね。」

 

・・・・・・。

 

「・・・・は?腹筋?」

「そう、腹筋。何度も言わすなよ、一回で聞け。」

聞こえてたよ。

ただ、聞き間違いかと思ったんだよ。

後が恐いので口には出来ないが、顔に浮かんだ不信感は隠せない。

「なんだよ、その目は。」

ムッとした目で返されても疑問が消えることは無く。

「本当にそれしか選択肢はなかったのか??」

「健康的な選択肢じゃないか。

それとも、テレビを見ながら尚且つ二人で出来る健康的な選択肢でも取ってみるかい?」

ニヤリと意地悪くバーネットが笑う。

「・・・・・!!!!」

サーッと蒼褪めたベシュー。

ほどなくして、ドタバタと逃げ回る音と追い回す音が始まった。

 

 

*会話4(学園パロ・ルブラン&べシュー)*

『無言の保険医、会心の一撃。』

本日の利用者欄。

テオドール・ベシュー。

胃腸があまりよくないのか、しょっちゅう腹痛と下痢を起こす保健室の常連だ。

今日も今日とて、保健室の白いベッドの上で唸っている。

「うぅ〜・・・・痛つつ・・・・・」

「大変だな。」

ルブラン保険医が正露丸(錠剤)を取り出す。

「あ〜あ・・・・明日っから試験なのに・・・・・・」

 

そういえばそうだ。

だが、この様子ではあらかたまた追試という形になるだろうな。

 

ベシューは授業態度も成績も悪くは無いが、弱い胃腸が災いしていつも追試で取るというのが学内では有名だ。

珍しく試験に出られても途中退場だったり・・・・けっきょく常に追試を受けるハメになるのだった。

「は〜・・・試験受かるにはどうすればいいんだろう・・・。」

ベシューがぼやく。

「そんなのは簡単だろう。」

コップに水を入れて持って来る。

え?と言うようにベシューがルブラン保険医を見上げた。

 

「合格点取れば良いんだよ。」

 

なんとも合理的な保険医の回答に、ベシューはへこみつつも、そうですねと返すしかなかった。

 

 

 

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08.04.27.TOWEL・M/再録・再編