出ようと思えば出ていけるだろう

 

だって扉は開いている

 

だけど――――・・・

 

 

『 相思狂愛 』

 

 

光は無い。

でももう目は慣れて、ここがどんなところかはっきり認識できる。

錆びた鉄格子/血の臭いと紛うような/すべてが冷たく重い鉄の中

目に入るもので癒されるものといえば白いベッドぐらいで。

その上で手足を投げ出して寝ていると、いつのまにかホームズが横に来ていた。

「 そんな格好では寒いだろう? 」

微笑みながらそう言うと、柔らかい毛布でわたしを包んでくれた。

「 ん・・・ ありがとう・・・・・・でも 」

じっとホームズを見つめると、彼はまたこの上なくうれしそうに哂い。

わたしもまた、覆いかぶさってきたホームズに/その肩に顔を埋め、うっとりと目を閉じた。

 

「 ・・・ッッ! ふあぁッ、あ、あぅっ・・・・・・ ひ、は・・・・・・ 」

「 さっき、あんなに温めてあげたのに・・・こうもすぐに冷えてしまうのでは、心配で離せないね・・・ 」

ホームズの瞳がとても心配そうにこちらを見ている。その口元は哂っていたけど。

「 んっ、ああッッ、いッつ・・・ぅん・・・・・・ ひぃ、やあぁんッ!! 」

ホームズの指が何の前触れも無く侵入してきて痛みの声を上げるも、すぐさま前立腺を刺激されて一気に快楽に溺れる。

「 ね、ここに来て正解だっただろう? 」

誰にも邪魔されないしねと、見つめてくる目は優しさと狂気に満ちていた。

「 ふ・・・ッ、 ぅん・・・・・・ 」

熱に犯されながらもわたしの小さな肯定は、彼をいっそう悦ばせ、狂わせる。

シュルリと衣擦れのような音がして/紅いシルクのリボンが体を這いまわる。

 

君の柔肌には紅が似合うよ。

 

そう言って、彼は。

わたしの腕に、足に、体に、首に。

紅い紅いリボンを巻いていく。

リボンを巻いたわたしの腕を、わたしにも見えるように向けてくれる。

薄暗い闇の中/わたしの腕に紅いソレは確かによく映えていた。

「 んッ・・・ き、れぇ・・・ッ、ふあああああ・・・!! 」

ほぼ全身をラッピングされた状態のわたしは抵抗も儘ならず、意思亡き玩具同然に突き上げられ、振り回される。

脳内は与えられる快楽と熱を甘受することしか認識せず、体は紅の柔らかい束縛の中で強すぎるソレをどうにかやり過ごそうとビクビクと跳ね上がる。

「 ひぃッッ、あ、ァあッ や、はぅんッッ、ほーむ、ひゃあァんッ、ああああァ―――!!!!」

最奥への強い突き上げに耐え切れず果てたとき。

 

 

「 心配しなくていいよ。君が凍えないように、ずっと温めておいてあげるから。 」

 

 

だから、安心して寝ていていいよと。

 

 

そんな彼の声が聞こえたような気がした。

 

哂った、その口元――――

 

 

 

出ようと思えば出ていけるだろう

 

だって扉は開いている

 

だけど。

 

ここから出たら、わたしはきっと凍え死んでしまう。

 

太陽の恵みもきっと意味は無い/役には立たない。

 

わたしを温めることをできるのは他でもない

 

彼だけなのだから。

 

 

 

 

だから、温めて。

 

 

 

 

 

END

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初*闇系。(そしてちょいエロ。)

例のチャットの五人の方々で何人かがキティークも好きっていうから。

(いや、みんな好きって言ってたかな《笑》)

なんか最近ヤバ系ばっか・・・;

ほのぼのもアップしたいのにー(T0T)

でもリボンネタはやりたかった・・・(リク絵の最後の一枚を描いたときから・・・*殴v)

でもなんか支離滅裂な話に・・・まとまんなかった。

エロってムズイ(痛感)

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