貴女は置いていった
おれを置いて
逝ってしまった
扉の向こうから貴女が帰る朝はもう来ない
貴女は逝ってしまった
おれを置いて
だからおれは扉の外に飛び出した
一度も見たこともない迷路のような路地裏を泣きながら
泣きながら
泣きながら呼びながら叫びながら走った
貴女に逢えた(遭えた?)
逢ってまた泣いた
陽が高く高く昇っても汚い路地裏で泣くおれを止めてくれるヤツはいなかった
いっそ誰か哂ってくれればよかったのに
「ハイ、坊や!はじめてのおつかいで、ママの死体を運ぶのかい?エライねぇ♪」と。
はじめてのおつかい
『まあ、よくできたわねコールズ。いい子ね』
これから先、貴女の口からおれを褒める言葉を聞くことは 『永遠に』 無い。
今は ただ
考えないようにしている・ケド
ああ いつか
いつか
いつか
いつか
いつか
『貴女が』ではなく
『おれが』
『貴女から』心離れるように
もう、取り戻そうとは思わないくらいに
もう、取り戻そうとは思わないように
理解するように
割り切るように/残さないように
カラダの七割を狂気で満たして、
それでも三割のナケナシの理性で整理できるように
理解するように
取り戻す術は、もう無いのだと。
うわあああん。
あああああん。
あああ・・・・・
END
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リパーちろり過去話&ぽえむ。
『貴女』とはもちろんハルヒじゃなくって母親のことでっす☆
リパー君の母親は娼婦だったけれど母親らしい母親だったようです。
ただし、やはり夜は娼婦でしたが。
コールズが泣くのを知って控えるも、やはり稼がなくてはならなくてちょくちょく出かけて行く。りぱー父も影ながら支えていたようですが。
ある日ついにリパー父の父にバレて扉の向こうから彼女がコールズの元へ帰ることは無く。
こうして彼は、少しずつ狂ってゆく。
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ブラウザバックでお戻りを。