『好きな人に飽きられないためにはどうすればいい?』
M e p r i s e ・ sweet
朝、回診に来た担当医になにげなく聞いてみたら。
『それは、自分からアピールしてみるといいんじゃないでしょうか?』
と、言われた。
ふむ。
アピールか・・。
そういえば、あまりしたことはない・・。
「モーリスーーvv 」
考え込んでいたら、彼が嬉々としてやってきた。
そのまま ふわり と抱き締められる。
「らうーる・・」
「何?」
「その・・、アピール・・だ。」
「え?」
やや緊張したようなルブランの声音に、訝しげに彼の顔を覗き込むと。
「・・・・・」
僕の頬に、彼の柔らかな唇が押し当てられた。
!!!!!!!!
「モー・・リス?」
呆然と、彼の名前を呼べば。 彼は途端に真っ赤になって、僕の胸に ぽすん と顔を隠すように埋めた。
「モーリスーーーーーーっ!!!!!vvvvv 」
堪らなくなって、僕は彼の頭をそっと上向かせると、感極まった勢いのまま彼の唇に口付けた。
「んっ・・・」
ああ。 そういえば、彼と唇を重ねるのはいつ以来だろうか・・。
慣れ親しんだ柔らかな唇も、整然と並んだ歯列も、滑らかに蠢く濡れた舌先も。
本当に甘美で震えが走る。
くたり
え?
「モーリス?」
!!
「うわぁぁあああっ! モーリスっ! ごめっ!」
しまったっ! 僕としたことがっ!
あまりに夢中になりすぎて、彼の呼吸が細いことを忘れていた。
息を奪うほどに貪れば、彼でなくともフェイドアウトだっ。
「もーりすぅぅぅううう。」
慌てて彼の頬を軽く叩くと、 ほぅ と息を吐いて煌めく夜が姿をみせた。
「モーリス?」
「・・・・・・・・・・よかった・・」
へ?
何が? キスが?
そりゃあ、僕は上手いけどさ・・・。
?マークを飛び散らかせた怪盗に、満足そうに微笑むと、ルブランは再び彼の胸に擦り寄った。
どうやら、飽きられてはいないらしい。
END
* * *
すぐりさん宅でキリ番(ハートの)7を踏んでいただきました!
うはーい拙宅のルパンとルブランで切なく甘くでお願いしたらこんな素敵小説を贈って下さいましたー!!!vvv
結末の『甘い』の方のやり取りがまんまウチのルパルブテイストで嬉しいです♪
けっこう軽い気持ちでリクエストしたんですが(←オイ)こんなに大容量のものをいただけるなんて思ってもみませんでした・・・!!
すぐりさんどうもありがとうございましたーーー!!!!
07.02.07.from:すぐりさん