ココはとある怪盗のあるアジト

今日は仕事もなく怪盗一味はのんびりとすごす休日

そしてそのあるアジトのある部屋には怪盗一味のある二人

ジッと青年を見上げる少女と見上げられている青年、この二人

 

「・・・・・・。なんだよ芳黒 さっきから」

「別に、なんでもないですよ 気にしないでください」

 

芳黒と呼ばれた少女はなんでもないといいながらジッと見上げ続ける

 

「いや、そんなに見られちゃ気にするだろ ほれ、理由を言ってみな」

 

見上げられ続けている青年は自分の腰辺りまでしかない少女・芳黒の目線にあわせるために

しゃがみこむ

 

「う〜〜・・・・」

「ほれほれ 一思いにいっちまえ」

「ジルベール達は・・・・・」

「おう 俺たちがどうした」

 

青年・ジルベールはどんな理由が返って来るか興味津々

 

「・・・・・。ジルベール達は背が私よりも高いから、

そこからはどんな風に周りが見えるのかなっておもってたんです!」

「・・・・へ?」

 

プイと自分の考えてたことが恥ずかしかったのだろう顔をそむけて一気にまくし立てる芳黒

そしてそれを聞いたジルベールは・・・・

 

「・・・ふっ!はっはっはっは」

「・・・!なっ、なに笑ってるんですかぁ!!言えって言ったのはジルベールでしょう!」

「いや、はは 悪ぃ悪ぃ あんまりカワイイこと言うもんだからつい」

「なにがかわいいですか!もう知りません!!」

 

ヒィヒィと笑うジルベールに堪忍袋の緒をねじ切った芳黒は足取りも勇ましくドアに向かった

怒りの一撃を忘れずに 

 

「おわっ!あぶねぇ なにんすんだよ」

「当然の報いです!!」

「悪かったって ほらこれで機嫌直せ」

「何ですっ・・・・・うわぁ!」

 

ジルベールの声に振り向こうとした芳黒の体はフワッっと宙に浮いて行き着いた先は肩の上

 

「どうだ?肩車だぜ いい眺めだろ?」

「おわぁ!すっごい!!高〜い」

 

自分の経験したことの無い視界が広がってキョロキョロと顔を左右に振る芳黒

それと一緒に髪の結い紐についた鈴が楽しそうに音を鳴らす

 

「毎日こんな風にジルベール達はこの部屋を見てるんですねぇ

 あ・・・!この前探してた本が棚の上にある!スゴーイ」

「お〜見つかってよかったなぁ」

 

キャッキャッと音が出てそうなくらいに喜ぶ芳黒

そしてそれに気を良くするジルベール

 

「おっし!このままちょっくらその辺にでてみるか!」

「ハイv」

「ヨ〜シ 出っぱ〜」

 

 

            ゴンっ!!

 

 

「ぎゃっ!!」

 

ドアをあけて一歩踏み出したと同時に聞えた鈍い音と短い声

そぉっとジルベールが頭上を見上げるとそこには額を押さえて悶絶する芳黒

 

「・・・・・・・・・・・。おい、大丈夫、か?」

 

恐る恐る声を掛ける

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

「おい?」

「ジ〜〜る〜〜ベ〜〜る〜〜〜・・・・・」

 

何処から出てるのか聞きたくなる低い声がジルベールの頭上から降ってきた

 

「貴方は!!ちゃんと確認してから動いてくださいよ!!

 オデコが壁にめり込むかとおもったじゃないですか!!!」

 

ペシペシ自分の目の前にあるジルベールの頭を叩きながら抗議する芳黒

 

「ちょっ ヤメロって」

「やめません〜 ジルベールが悪いんでしょう!?」

「何だと!お前も盗賊団の一味ならそのくらいよけろ!」

「はぁ!それとこれとは別ですよ!!」

「うっさい!チビ!!」

「ああ!言いましたねぇ!この体力バカ!!」

「バカとは何だ!!バカとはっ!」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「 表に出ろ!!!」

「 表に出なさい!!! 」

     

 

 

 

 

        今日もルパンファミリーは元気です・・・・・・・・

 

 

 

 

 

END

* * *

そして第二弾は芳黒&ジルベールですよ!!
なんでこの変換は「汁ベール」と出すかな!!(爆)
ほのぼのギャグをありがとう!!(万歳!!)
メールで「芳黒とジルベールたちは兄妹みたいな感じ」って言ったらホントに!!
その装いでいってくれましたよ!!!(歓喜v)肩車ネタも叶えてくれてありがとう!!
あ〜幸せvvv(*^^*)
一挙二作品をありがとうございました〜♪

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