日記ログ11。

メルヘンラフバニ。
まあ愛着湧いちゃって食べれなくなること必死。(笑)

 

  

「おや、ベシュー。いらっしゃい」

「やあバーネット。いま忙しいのかい?」

「自由気ままな無料調査探偵社ど言えどこなす仕事は毎日あるさ。
 ・・・しかし僕の友人殿はずいぶん途方に暮れているらしいね。」

「そうなんだ、もうどうにもこんがらがってしまって、糸口も見つけられないんでいるんだよ」

「見た目以上にこなす仕事は山ほどあれど、
 友人がいつまでもそんな顔でいるのを放っておくわけにもいかないな。」

「じゃあ、来てくれるんだね?」

「来ないと言ってるように聞こえたのなら、現場の前にまず医者に立ち寄るべきだなベシュー。」

この二人の軽く口な、でも親しげなやりとりが好き。

 

 

「バーネットー・・・」

「んー?(無視)」

「バーネットー・・・」

「んー?(無視)」

「どうにかして欲しい事件があるんだけどー・・・」

「なら、どうにかすりゃいいじゃないか(結局無視)」

「うぅっ、話も聞いてくれない(ぐすっ/涙)」

「泣くなよベシュー。悪かった、悪かったよ。それで、どんな事件なんだ?」

「うぅっ(すんすん/涙)」

「よしよし。(慰)」

バーネットは全編通してベシューを苛めることに全霊を注いでると思う。(笑)

 

 

ジルベール

 定期的に開かれている部下を集めての食事会。
 仕事がうまく行くのは私の計画を寸分違わず実行してくれる彼らがあってこそだから
 その労いと感謝は忘れないよう、常に心に留めている。
 揚々と酒を飲み交わす中、まだ年端も往かない青年が瞠った目でじっとこちらを見ている。
 あれは確か近日新しく入った部下。名は・・・

「ジルベールと言ったかな。どうした、こっちにおいで。」

 名を形にして手招くと、ジルベールは思いもよらなかったらしい。
 きょとんとした顔を見せ、それからしばし逡巡した。
 ああ、まだ初々しい。見かけは成人男性に等しくとも、その面立ちはやはりまだどこか少年だ。
 おいでおいでと再度手招きしてやればおずおずとこちらに近寄ってきた。

「なんだ、飲んでないのか?それとも飲めないのか?」

 いささか硬直している肩に手を置き、解きほぐすように擦る。
 葡萄酒くらいは飲めるだろうと、持っていた自分のグラスをその手に握らせる。
 品の良い細い手は突然の加護手に微かに震えていた。

「新しく入ってみて仕事はどうだ、覚えられそうかい?わたしの坊や。」

 そう呼びかけたのは無意識だったが、彼を見ると同時に私は確かに、私をそう呼ぶ乳母の姿を思い浮かべてもいた。

「坊やじゃないです」

 反抗期の子どものような目でジルベールは鋭く私を見た。
 けれどもその唇が。

「そうだな、すまなかったな私の坊や。」

 けれどもその唇が、キッと一文字に結ばれて震えていたから。

「だから・・・」

 坊やじゃない、と言い張る彼を見て私は笑って彼を許すのだ。

 私の乳母が、彼女の言う可哀想な私を許すときのように。

 

ときには母も父も無い子のように。

 

 

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07.01.23.TOWEL・M