朝 起きて

 

                       ・・・うん、だいじょうぶかな

 

                       ガッコウヘ、行く。

                       バス停で、バスを待つ。

 

                       あ、なんかヤバそう・・・・

 

                       バスカードを嵌め違えないように注意して、カシュッと通す。

                       バスの中は渋滞している。

 

                       ああ、ヤバイかもしんない

 

                       隙間無く、丁寧に丁寧に敷き詰められていく、人。

 

                       ・・・ヤバイ、ヤバイ、

 

                       まず酸素が足りなくなる。

                       呼吸を口から/短く、激しく。

                       捕まえている吊革一本に全体重を依存する。

 

                       ・・・はあ・はあ・はあ・は・

 

                       それも駄目になっていく。

                       だんだんと手が吊革を逃がしていってしまう。

                       視界がちらつき始める。

 

                       きた

                       きた・きた・きた・きあ・・・?

 

                       ちらちらちらちら

                       ちらちらちらちら

 

                       視界が四方からノイズに埋まっていく。

                       いつのまにか大渋滞のバスの中でへたり込んでしまっている。

                       ほんのすこし、呼吸が楽になったような気がするのは気のせいか。

                       足の林が見える。

 

                       ・・・色鮮やかなことで

 

                       ノイズの侵蝕は最終警告だ。

                       ノイズで視界がすべて埋まってしまったら負け

                       ゲームオーバー、白い部屋行き。

 

                       それだけはイヤ

                       それだけはイヤ

                       それだけは・・・・・

 

                       突然、グイッと誰かに腕を引っ張り上げられた。

                       気がつくと座席に座っていた。

                       それと同時に意識が浮上して、すこし呼吸が落ち着いた。

 

                       よかった、たすかった・・・・・

 

                       バスは山を登り終え、もうじきガッコウに着くところ。

                       降りたらとりあえずトイレに直行決定

                       そして今日のところはとりあえず

                       ノイズがあたしに負けて、あたしが勝った。

 

                       次こそはほんとうに負けてしまうかもしれないけれど

                       とりあえず今はこれでいい───

 

 

                       END

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                         実話(笑)
                         このときはあ〜もうダメ〜(@_@)ってかんじだったなぁ;
                         低血圧はこれだから・・・・日にもよるけど、基本的に午前中は吐き気に悩まされます。
                         それでも朝飯はキチンと食べてるんだけど・・・・ナゼ?(笑)

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                       モドル