美しいと思ったのは光
けれど、本当に美しかったのは。
美しいと思った光があった
ぼくは光に恋をした
美しいと思った光があった
ぼくはその光が焼き付けた影にすら恋をした
美しいと思った光があった
その光の中で笑うきみは美しかった
ぼくはきみに恋をした
美しいと思った光があった
確かにその光は美しかった
けれど、本当に美しかったのはきみだった。
その光が美しいのは、そこにいるきみが美しいから。
ああ、どんなに美しい木漏れ日も
どんなに美しい月光も
もうぼくには、美しいなんてよべやしない。
いまそこに、きみがいないのなら。
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照●家協会の基礎本に『僕らは光に恋をする』的なことが書いてあったので、そこから派生。
誰だ、こんなロマンチックな基礎本作ったの(笑)
10.01.31.TOWEL・M