鉛の翼が生えてきて 

鉛の翼が生えてきて

その重みに耐えかねて

僕はもう横たわるしかない。

眠るしかない。

そう、永遠に。

 

自然と死が立ち込めた。

朝霧のように

あたりに死が流れ出す

 

死が心地よく肌に触れる

至極優しく

至極冷たく

 

このまま此処にいるのは拙いと知りながら

この場を抜け出す術も無く

 

鉛の翼が重くなる。